今朝、アメリカでは日曜日でしたが、全米オープンゴルフが開催されていました。
詳しいことは以前の記事でも書きました。
開催地はエリンヒルズというコースで、全米オープン初開催であり、最終日以外が無風であったこともあり、優勝したケプカ選手のスコアは-16となり、ロリー・マキロイ選手が2011年に記録した大会レコード記録と並びました。
そして、2位タイには日本の松山英樹選手が入りました。青木功さんと並びメジャー大会日本人最高順位を記録しました。スコアは-12だったのですが、最終日スコアを6つ伸ばし、優勝戦線に肉薄しましたが、ケプカ選手が完璧なゴルフでした。
松山選手は1日目は予選通過も危ぶまれる結果だったのですが、2日目に大ブーストして一気に優勝戦線へ、しかし3日目も1日目ほどではありませんでしたが、足踏み。そして最終日は2日目ばりのブーストで結果2位を獲得しました。松山選手は波に乗ると誰にも止められないことを改めて思い知らされました。こういう選手は見ていて面白いですね。
さらに、世界ランキングも、ジェイソン・デイ選手、ロリー・マキロイ選手を抜き、2位が確定しました。1位のダスティン・ジョンソン選手とはかなりの差があり、簡単に1位にはなれなと思いますが、諦めず少しずつでも差を縮めて行って欲しいです。
ゴルフの世界ランキングの決まり方は本当に難しいです。詳しくは調べていただければよいのですが、多分ゴルフが好きじゃないと理解できないと思います。
さて、「グランドスラム」「四大大会」で連想するスポーツといえば
テニスとゴルフですね。
他のマイナースポーツでもこのような大きな大会があるのかもしれませんが、知っていたら教えてください。
テニスの四大大会は
です。
ゴルフの四大大会は
です。マスターズ以外のコースは数年前に開催コースが決定され、様々な場所で開催されています。
先述の通り、今回開催された全米オープンはコースの難易度が非常に高く設定されており、良いスコアを取ることは至難の業となっています(しかしながら、今年は無風などがあり、スコアが全体的に良くなりましたね。)
次に開催されるのは、全英オープンです。
TheOpenという別名もあります。世界には様々なオープン大会がありますが、世界最古のオープン大会なので、この名前を使っているのです。
優勝者が手にするトロフィーも有名です。クラレットジャグというトロフィーです。
開催されるコースにも特徴があります、イギリス内の必ずリンクスコースという海岸線に沿ったコースで行われます。そのため、強風で攻略が困難なコースとなります。
全米オープンは人工で設定されたコースとの闘い、全英オープンは自然によって設定されたコースとの闘いと言えるでしょう。
今年の開催コースはロイヤルバークデールゴルフクラブです。全英オープンは10回目の開催となります。かなり多い方の開催回数です。
最多開催で、有名なコースは「セント・アンドリュース・オールドコース」です。
「ゴルフの聖地」であり、「全英オープンの聖地」とも言える場所です。
コース難易度は開催される全英オープンの中では易しいコースとはなっていますが、その歴史、伝統から、「聖地」と呼ばれています。
大会は7月21日から24日の早朝(日本時間)に開催されます。朝早起きした方でお時間のあるかたは是非。
松山選手の活躍を期待しましょう。
本来の記事は、松山選手とテニスの錦織選手について議論した記事を書こうかなと思ったのですが、長くなったので、ここまでで。。。
豆知識
ゴルフコースは18のホールからなり、
1番ホールから9番ホールをOUT
10番ホールから18番ホールをINといいます。
でも一般的な感覚だと「1番がINっぽくね?」って思うと思います。
これは、「クラブハウス」基準でホールを見るからです。
クラブハウスってのは、簡単に言えばゴルフコースの管理してる場所であり、プレーヤーの休息所みたいなところです。
そのクラブハウスから、出て行く方向の1番ホールから9番ホールをOUT
戻る方向の10番から18番ホールをINと言います。
四大大会などの参加者の多い大会では、混雑や時間を節約するため、10番ホールからコースを回る人がでます。これらの人をINスタート、逆に1番ホールからコースを回る人をOUTスタートと言うことがあります。