百田尚樹さん「戦争と平和」読了。本当に単純明快ではっきりとした反戦論で、たった1日半で読み終わりました。日本人が戦争に不向きな理由、永遠の0が伝えたいこと、そして日本国憲法の不完全性とそれを信仰する人について書かれています。百田さんも言うように、大学生などの若い人が是非読むべき本 pic.twitter.com/foyaIlJqRu
— きゃな@北海道フレンズ (@CoensCyanaP) 2017年8月20日
先日ナボコフのロリータがあまりにも難しい内容だったのと、最近想像力を必要とする小説を沢山読んでいたので、評論は久々に読んだのですが、すごいあっさり読了してしまいました。
1日半で200ページ読める体になってる自分が怖い。
でも、この本に関しては百田尚樹さんの文章が本当に単純明快なので、読みやすいんだと思います。
最近、百田尚樹さんの本を大量に読み込んでます。百田さんはKindle版の本が非常に少ない(ほぼない)のでガチ本を買って読んでいますが、まぁそれも楽しいですよね。
(でもKindleだと行間とか調整ができるので、やっぱりKindle版でも出してください!百田さん!)
最近読んだ百田さんの本はこれら
読みまくってると言っても二冊ですかね・・・。
前者の本は、「え?」って思うように感じる方は入ると思いますが、面白い本です。
これに関してはレビューとか感想は自分には書けないです笑
是非お時間のある方はどうぞ。
カエルの楽園は以前書いたとおりです。
カエルの楽園では百田さんは今日本が置かれてる状況をカエルを使って表現されました。そして具体的に切り込んでいるのが、今回の「戦争と平和」第三章の日本国憲法の改憲の必要性について書かれています。
さて、脇道にそれてしまいましたが、
今回の「戦争と平和」は以下の三章に独立しています。
第一章 日本人は戦争に向いていない人種だ!
第二章 永遠の0は戦争賛美ではない!そして永遠の0が世に出るまで
第三章 日本国憲法の不完全さとこの憲法を信仰する人たちへの批判
あっ、本の中では章に別のタイトル名が組まれていますが、百田さんが伝えたいことはこんなことかな?と思い自分ならこんなタイトルを組むかな?とか思ってこんなふうに書きました。
以上のことが、非常にわかりやすく書かれています。さらに、「今こそ、韓国に謝ろう」でも同じなのですが、非常に沢山の戦争などに関する書籍や、実際に戦地に出向いた方々の貴重なコメントなどを読んだり、話を聞いたりされているので、説得力のある文章に仕上がっています。
百田さんはこの本の最後にこう書いています。
五十代以下の洗脳の浅い世代、特に二十代以下の若者たちにはそうした洗脳を受けていない人たちが少ないからです。また洗脳を受けている人たちも、それは浅く、抜け出すことは十分に可能です。
ですから、この本も五十代以下の世代の人たちに向けて書いています。
この引用での「洗脳」とは「日本国憲法第九条は正しい」と信じている「九条教」のことを指しており、この洗脳は六十代以上の高齢者で高学歴の人に多いらしいです。
僕も恥ずかしながら中学までの簡単な歴史教育などによって「日本国憲法第九条は平和の象徴だ。変えてはならない」と大学2年まで思っていました。
僕の洗脳もかなり深い方だったと思います。テレビニュース、しかも悪いことに「報道ステーション」を学校、塾帰りにマジメに見ていたからです。
しかし、ここ二年位で様々な意見を聞く事、本を読むことで、「あれ?おかしいな?」と思うことがバラバラと出てきました。
今では、完全な「改憲派」「嫌マスコミ」となりました。洗脳は解けたような気がします。
そういえば最近、親の洗脳を解いてみよう(50代)と少し試みたのですが、もう無理ですね。マスコミのニュースをバカマジメに受けてしまうみたいです。でも「沖縄の基地建設反対!」とか毎日叫んでいるような極端な親ではなく、単純にテレビニュースに流されている程度なので、大丈夫かなとは思っています。
確かに、小中学校の教育を経て、日本人には、大東亜戦争での敗戦意識を植え付け、日本国憲法の素晴らしさを気が付かないように植え付け、洗脳させてきます。
しかし、近年ネット、SNSの発達によりその洗脳を解くことが容易になりました。
そして、これからの日本を作るのは、洗脳されてしまった六十代ではありません。我々二十代の若者たちです。
だからこそ、ここで改めて「戦争と平和」のような反戦論の本や、今日本がおかれている状況が書かれた本(カエルの楽園など)を一読し、自分から日本を理解してあげるべきです。
受け身である人には容赦なくマスコミによる洗脳が待ち受けています。
それに屈したらそれまでです。是非時間のある大学生のうちに自分の意見をはっきりと持つことを自分からすべきだと思います。
そのための助けとなってくれるのはこの本です。若い方は是非一読を。
うーん、ブックレビューじゃないんだよなぁ・・・。ただの本読んでの自分の意見を書いただけだね・・・。
ちなみに、タイトルの「現代人若君」は(イマジン・ヤング・ザ・ピープル)と読んでください。これは桑田佳祐さんのアルバム「MUSICMAN」の「現代人諸君(イマジン・オール・ザ・ピープル)」をアレンジしたものです。