前回の冒頭に書いたとおり、就活が終わったのでそれについて書かせていただきます。
「誰得」って思うんですが、自分の心境整理のためです。誰かのために書いてるわけではありません。
昨年12月から振り返っていきます。
(最後にどんでん返しがあるかもよ)
2019年12月
なんか色々あって夏のインターンに参加しなかった自分。
ちょっと危機感感じて冬はなんか行こうと思っていて、
そこで知人の紹介で教えてもらったN社の1dayインターン。
内容はチームで成果を出すやつだったけど、「ITでこんなこと将来やってみたいな」って気持ちになってここを第一志望にする。
これまでは鉄道系なら自分の研究を活かせると考えて、私鉄を志望していたんですが、
そこから一気にIT系にチェンジしたのがこのインターンがきっかけということになりますね。
2020年初頭 謎のウイルスによって合同説明会が尽く中止になる。
当然予想外でしたが、「まぁ大丈夫やろ」くらいの軽い気持ちでした。
2020年3月末
一気にES書きまくってどんどん通る。
なんだかんだでESで落ちた企業ってあんまりなかったですね。
F社とかいくつか大手と、超適当に書いた中小は謎の落ちを見せたけど
(多分志望度が全くないのがバレた)
2020年4月
当初志望してた第一志望だった某私鉄会社に落ちる(一次集団面接)
4月って緊急事態宣言のときですよ、そこで集団面接する時点で半分意味わからなかったし、そんな企業ええわって気持ちで対策もせず適当に挑んだら当然落ちました。
そっから面接で落ちまくるフィーバーが始まる。
とにかく落ちる、落ちる落ちる。
もしかしたらコロナでもう採用数をかなり減らしてたのかもとは思ったけど。
2020年5月
推薦で受けた第一志望のN社。
一次面接は通るけど二次面接で落ちる。
正直対策は今振り返ると甘かったなと感じてます。
後述しますが、せっかくKindleで面接対策の本二冊買ったのに読んでなかったのは正直敗因だったのかもしれません。
そこでやはり絶望しましたね。滑り止めと思っていたもう一社のT社も落ちて完全に切り札が消え去り、ここからどうしようかを考え始まる。
(何故かわからないけど、T社に落ちてから見たこともなかったT社のCMが死ぬほどテレビで流れてくるのは辛いし、今も正直見るたびにイライラしてる)
2020年6月
大学がオンラインの合同説明会を開催する。
そこで5社くらいエントリーして、「この中から多分どこか行くんだろうな」という感じに
2020年7月
面接も流石にコツを掴んで、最終面接にはちらほら行けるようになる。
でも・・・。
落ちる
後に調べてわかったんですが、最終で落ちるってことは自分のポテンシャルはいいとして企業への志望度が弱いかららしい。
多分適当な気持ちがバレたんでしょうね。
7月末に6月の大学での合同説明会の分の手札もほぼ切れて(受けてたところもあったけど)
ここからちゃんとマイナビとリクナビを見ると「あなたに適した企業」みたいのがたくさんありまして、そこから数社受けることに
何社かは恐らく採用数も減ってきて、SPIとかの時点で落ちることもあったけど、面接までは余裕でいける。
そしてここでやっとKindleで面接対策の本を読みました。
正直目からうろことまでは言わなかったけど、対策しきれなかったところもしっかり書いていて、正直ここで初めて就活とちゃんと向き合った気がする。
そして、やっと一社から内々定に近いものが出ました・・・・。
・・・・・・。
終わりだと思うじゃん。
ここから大逆転のお話。
時は遡って2019年6月のお話
私は研究の一環である企業を訪問してました。
私の研究で必要なあるソフトがあるのですが、それを作っている会社。
そこにソフトの使い方講習会が無料であるということなのでそれに参加してきました。
そこでふと思ったことがあるんです。
「ここで働きたい。」
と。
それはまだ就活を全く考えていなくて、前述の第一志望が私鉄というのも決めていなかったときでした。
その会社は外資系でちょっと就活に関して特段の記載がなくて
正直諦めていたところがありました。
時は流れて2020年7月
研究室のボスから「その企業からの求人がある」と仰ってくれました。
なんでも、「本当は中途採用を募集してたけど、僕のために『新卒でもOKか』」と聞いてくれたそうで、それでOKをもらっていたそうです。
本当に女神様のようなボスです・・・。もう感謝しか無いのですが、
そこでその企業を受けることにしました。
自分の中では「第0志望」と勝手に名乗って始めました。
正直、大変でしたが、対策もこれまでの比較にならないほどしてきました。
でも聞かれるのはテクニカルなこと聞かれたり、正直予想外でした。
二次面接は外国の方と面接で全編英語だし、めちゃくちゃ大変でしたが、
今でも思います。やれる限りのことをやり尽くしたというのは自信を持って言えます。
そして・・・・。今日
良い報告ができました。
本当に嬉しかったですね。本当に最初の最初に志望していたところに入社できるなんて思ってもいなかったので。
就活の終盤は正直、スキルを身に着けて転職する気持ちでいっぱいでしたよ。正直有名な企業はもう受けられなかったですからね。
(それがバレて最終面接で落ちてたのかもね)
正直、色々あったけど、最後に本当に志望してた企業に入社できるだけで死ぬほど満足です。
あっ、来年からは東京に住みます。推し事も捗りますね。
最後にこのコロナ禍での就活に思うことと、来年の学生に言いたいことなどを書きます。
・就活はやはり楽しいものではない。自分をアピールするって難しすぎる。自己肯定感がない人(自分)にとっては尚更のこと。
・自己分析は絶対やるべき。5月くらいにバカみたいに落ちたときに本当に自分のことを語れてないなと辛さを感じて、以前自己分析の本を買ったのにやらないことに本当に後悔した。
・理系の大学院生は研究のことを高く評価してもらえない企業だと、正直文系の色々やった学生よりもガクチカなどで弱いので苦しい。IT系って文系も受けるってよく言われるけど、そういうガクチカとか、就活への入れ込み具合が理系大学院生とは違うわけだからそこで負けることが多い。やはりそういう時に勝つためには自分をよく知ること(自己分析)だと感じた。
・つまり何が言いたいかと言うと、理系大学院生は研究が評価されないと就活では弱いポジションになりやすい。IT系はそういう点でも辛かったんだろうね。(↑と同じこと言ってんな)
・就活は孤独にやると本当にメンタルぶっ壊れて死にます。だから、他に就活してる人とかとお話とかしながらがいいなと感じました。でも自分の場合は研究室の他のM2はみんな内定もらって研究ばかりしててもう声かけられなくて勝手に孤独になってしまった。そこからの就活はマジで辛かった。必ず就活進行中の知人を一人でも持ってお互い励まし合うことはしよう(幸いにも僕には同じく就活を進行中の知人が一人いたり、もう社会人になってる知人とかがいてなんとかメンタルを保つことができた)
・今年も恐らく企業によってはそうだったと思うが、来年の就活は間違いなく厳しくなる。そんな中やはり大事なのは対策をどれだけできるかということだなと感じる。
特に大事にして欲しいのは、「第一志望の企業を一番最初に受けることがないように早期段階で特に受ける気のないけど早めに面接ができる企業」を受けて練習をすること。もちろんフレンドとの面接練習もいいけど、いざ実際に面接をやると、自ずと自分で良かったところ、悪かったところを感じれるはずなので、それを活かして本番に望んで欲しいなと思う。
・もう一度言うけど、就活はマジで楽しくない。
就活・転職は二度とやりたくないと思います。だからこそ今回入社させていただく企業に全身全霊を捧げたいと思います。
それでは。読んでくれてありがとうございました。
(P.S. やっぱり株式会社Sのオーディションを二年越しで通ったくらちれおちゃん!って本当にすごいよね。)